投稿者:しな子

「安心で」「親しみやすい」「身近な相続の相談役」として 【司法書士事務所】林英樹先生にインタビュー!

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「司法書士」と聞くとどのようなイメージがありますか?

一般の方にとってなかなか馴染みのない職業かもしれません。司法書士という職業は確かに簡単な仕事ではありません。とても難易度の高い資格の1つですし、とっつきにくいのも事実です。

 

今回インタビューしてきたのは、林英樹司法書士事務所 林英樹(はやし・ひでき)先生。

 

林先生は『老後から相続に関するお悩みを解決する専門家』であり、

【安心で】、【親しみやすい】、【身近な相談役】として活動されています。

 

さらに林先生は、地域コミュニティ活性化のために、地元神戸で自治会長もされていらっしゃるとか!

少子高齢化や、自治会組織の再編の実現にも取り組んでおられるんです。

 

✔司法書士ってどんなお仕事なの?

✔わたしたちの生活の中で利用できるの?

✔どんなときに相談すればいいの?

 

そんな疑問をもった方は、是非ご一読ください。

あなたにとって「司法書士」がグッと身近なものになると思います!

 

『相続のお手伝いや、財産管理、身上監護』をするのが我々司法書士の仕事の1つです

 

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しな子
しな子
本日はよろしくお願いします!早速ですが林先生は、司法書士としてどのようなお仕事をされているのでしょうか?
司法書士としての仕事はたくさんありますが、その中でも相続をメインに業務を行っています。相続といっても大きく分けて2つあります。1つは実際に亡くなった方の相続手続き。もう1つは、生前に行う相続対策です。この2つの相続に関する相談をお客様から受けて解決する…というのが主な業務ですね。
林先生
林先生
しな子
しな子
「死後に起こる相続手続き」と「生前にする相続対策」の2つの相談のパターンがあるんですね。それぞれどのような相談を受けることが多いのでしょうか?

 

実際に亡くなった方の相続では、不動産の登記手続きの相談が多いですね。不動産の所有者が亡くなられて名義を移す手続きの相談です。不動産だけでなく、預金などの財産含めて、遺族が残された遺産の相続についての相談も受けることも多いです。
林先生
林先生
生前にする相続対策ではもちろん、「実際にこれから起こる相続をどうしよう?」といった相談をよく受けます。それ以外にも、いわゆる認知症になられた場合の財産管理についても多いですね。もし、認知症を発症してしまうとその方の法律行為が制限され、ご自身での契約などが制限されることがあります。そうなった場合に、私が成年後見人いわゆる代理人になって、ご本人の代わりに財産管理をすることになります。
林先生
林先生
しな子
しな子
成年後見人という制度があるんですね。普段の生活にはあまり聞き馴染みのない言葉です。
例えば、介護福祉士さんは高齢の方の身体を直接ケアするお仕事ですよね。それに対して成年後見人は、財産管理と身上監護をするお仕事です。身上監護とは、被後見人が適切に生活できるように、主に介護保険や病院などの「身の上」の手続きをします。例えると、主に認知症の方に対して、身体の看護をするのではなく、思考の介助をするようなイメージですね。成年後見人は弁護士や司法書士、社会福祉士、親族などが務めることが多いです。
林先生
林先生
しな子
しな子
そう言われると、お仕事のイメージがしやすいですね。
ただし、成年後見人制度はまだまだ不十分なところもあります。例えば、その方の状況にもよりますが、だいたい毎月2万円~5万円ほどの成年後見人の報酬が必要になります。高齢者にとって年金の中から毎月数万円の支出は結構厳しい…ですよね。現在はこういった制度に国からの補助もないので、二の足を踏まれる方もいらっしゃるのが現状です。
林先生
林先生
しな子
しな子
成年後見人制度の認知度が低いのは、そのような背景もあるんですね。

 

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しな子
しな子
改めて、林先生が司法書士を目指したきっかけを教えてください。
お恥ずかしい話ですが中学生の時に「カバチタレ!」というドラマを見たのがきっかけです。あれは行政書士のドラマだったんですけど、「こんな面白い職業があるんだな~」と子どもの頃に憧れをもって、そのままここまできたって感じです。(笑)
林先生
林先生
しな子
しな子
子どものころから憧れる職業にしては、大人っぽいと言いますか…頭が良い子どもじゃないと目指そうとはならない気がします。

 

いえいえ!実は、司法書士になるまでに7年もかかってるんです。(笑)大学の頃から勉強して29歳のときにやっと合格できたんです。
林先生
林先生
しな子
しな子
さすが、難しいことで有名な司法書士試験ですね。29歳までかかったということは、働きながら勉強をされていたのですか?
初めは司法書士事務所で見習いとして働いていたのですが、なかなか資格の勉強に当てられる時間が取れず、一時期、介護職をしながら勉強をしていた時期もありました。介護職を数年間したことはとても良い経験でしたね。高齢者の方と直に触れ合えて、介護の場を直に体験できたのは今の仕事にも通じているところがあると感じています。
しな子
しな子
しな子
しな子
司法書士事務所や介護の場で十分な下積みをされたのですね。なによりも、7年間諦めずに夢を実現された林先生の根性がスゴすぎます…!

 

相続は、生きているうちに『自分の情報をまとめておくこと』が大事です

 

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しな子
しな子
私もその1人ではあるのですが、相続についてよく分からないという方も多いと思います。そんな方に向けて、相続とはどういったものなのかを教えてください。
実際に誰かが亡くなると、“相続”が発生します。亡くなった方のプラスの財産もマイナスの財産もすべて相続人※に引き継ぐことになるので「誰が引き継いで、どう分けるのか」を決める必要があります。また、それが決まったあとも色々な手続きをしなければなりません。その手続きのお手伝いをするのが私の仕事…というイメージですね。
林先生
林先生

※相続人:相続を受ける人

このような「誰かが亡くなった後に発生した相続の手続き」の他に、「自分自身が亡くなった後の財産の相続手続き」があります。最近では“終活”という言葉もよく聞きますが、自分自身が亡くなった際の葬儀、お墓、遺言の準備や、財産相続、身の回りの生前整理などをしておくことの必要性が問われていますよね。
林先生
林先生
しな子
しな子
“終活”というのは私でも聞いたことがあります。自分が生きているうちから相続を考えておくというのは、なにかキッカケがないとなかなか手が付けられないですよね…!
そうですよね。でも、相続人同士で、なかなか話し合いがまとまらない場合だったり、そもそも相続財産が把握できなかったり、相続後のトラブルは決して少なくないんです。そのためにも、相続に向けて事前に準備しておくことは重要だとは思います。
林先生
林先生

 

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しな子
しな子
では、相続に向けて、実際に気を付けるポイントや事前にやっておいた方が良いことは何でしょうか?
自分の情報や想いをひとまとめにしておくことが重要だと思います。いわゆるエンディングノートや遺言書をつくることですね。エンディングノートや遺言書を書くのはハードルが高いのなら、引き出しの1つでいいですから、病院や連絡先など全て詰まったものをつくっておくことが大事です。もちろん財産情報もわかるようにしておくことも必要です。
林先生
林先生
というのも、実は私、3年ほど前に母が56歳で他界しているんです。病気などではなく、朝起きたら倒れていてそのまま亡くなったので、「ある日突然」という感じでした。実際母が亡くなった後というのは、どうしていいか何もわからなかったんです。どういう葬儀をしたらいいのか、どんな交友関係だったのか、誰を葬儀に呼ぶのか…そんなこともわからなくて。葬儀の内容を決めて、連絡をして、遺品を探して…としていると葬儀までの約二日間が一瞬で過ぎてしまいました。母との最期の大切な時間を有意義に過ごせなかった気がして今でも後悔しています。
林先生
林先生
しな子
しな子
56歳という若さで亡くなられるとは…。あまりに突然の出来事ですね。
ただ「大切な人が突然亡くなってしまう」ことは、私たちにも起こり得えることですし、あらかじめ情報をひとまとめにしたりして準備をしておくことが大事なんですね。
司法書士として普段から「相続に向けて準備をしましょう!」とはよく言ってるんですけど、いざ自分にそんなことが突然降りかかると後悔したことが沢山ありましたね。母が亡くなってから母の事を調べるのは非常に大変でしたので、「なにか起こったらココに大事な情報は詰まってる」みたいなモノを用意しておくことが大事だと思います。
林先生
林先生
しな子
しな子
なるほど。そういった事前準備が大事なんですね。元気なうちに両親の財産状況を把握しておこうにも、なかなか教えてもらえなさそうですよね。
実際そういった相談も多いですよ。親の財産状況が分からなくて…みたいな。そんなときには司法書士を活用していただければいいと思います。司法書士は相続の専門家ですから、そのご家庭の正確な財産状況を知らなければ適切なアドバイスができません。
そのため、ご両親から相続に必要なお話を聞く中で、不動産や株、現金などの財産状況を1つ1つ丁寧に教えていただきます。それと「お父さんは、この資産はどうしたいと考えていらっしゃいますか?」というようにご自身のお考えも伺ってから適切なアドバイスをさせていただくので、ご両親の死後についての財産面での不安は取り除けるかな、と思います。
林先生
林先生

 

法律面だけではない「地域のリアルな悩み」を現場でみているのが強みです

 

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しな子
しな子
他の事務所と比較したときの「林英樹司法書士事務所」にしかない強みとは何でしょうか?
実は私、地元の神戸で自治会長を務めさせていただいているんです。より地域に密着して、一人暮らしをされている高齢者の方などのリアルな悩みや問題に寄り添えるのは強みだと思います。おじいちゃん、おばあちゃんとの触れ合い方って、若い人にとっては結構難しいんですよ。その点は、私自身が介護職をしていたというのもあるので、対応力はあるかと思います。
林先生
林先生
しな子
しな子
介護職をされていた林先生だからこそ、高齢者の方との接し方だったり、安心感をあたえられる部分が大きいのですね。
今後の取り組みとして福祉事業を始めたいと考えています。というのも、高齢者の方が抱えている問題の多くが、単純に法律だけで解決できるものではないんです。だからこそ、福祉の介護専門の方とは連携をとっていかなければいけません。ただ、自社でも福祉事業を取り組むことによって問題点も多く見えてくると思いますし、司法書士としてのサポートにも深みがでてくるのだと思います。
林先生
林先生
しな子
しな子
そんな将来のビジョンが立っておられるのですね!他にも林先生が、今後挑戦したいことなどはございますか?
あとは、プライベートでの挑戦したいことにもなるのですが…(笑)。私が自治会長を務めているのもあって「いつか自治会長を職業化したい!」と考えています。
林先生
林先生
国の仕組みをつくる“議員”には報酬が発生していますよね。そして、それを運用する“行政”にも給料が発生しています。しかし、最前線の地域で自治を束ねる“自治会”には給料が発生しておらず、ボランティアとして取り組んでいます。
林先生
林先生
しな子
しな子
言われてみれば確かにそうですね。ボランティアとなると働きながら自治会の役員を務めるのは、なかなか難しい気がします。
そうですよね。実際、なかなか自治会の役員になる人がいなかったり、お仕事をリタイアされた高齢の方しか役員になれなかったり…といった問題があります。自治会が職業化されれば、もっと若い世代の方も地域の活性化に意欲的になると思います。
林先生
林先生
しな子
しな子
若い世代の方が自治会長などになるのは、イイことだと感じます。
地域と高齢者の方の問題というのは切っても切れないところがあります。私の場合は、事務所が大阪の北区にあるので、北区に住む方々や、自分の住んでいる神戸市東灘区の生活がすこしでも豊かになればいいな、と思いますね。
林先生
林先生
しな子
しな子
では、今後どのような人に事務所を利用してほしいとお考えですか?
相続が起こってどうすればいいのか分からないという方はもちろん、将来相続で不安に感じていることがある方はお気軽に相談していただければと思います。
法律事務所と聞くと堅苦しいイメージがありますが、“親しみやすい”ということをキャッチフレーズにしているのが当所です。気軽に「林くん!」と呼んでいただいて、是非ご利用ください!
林先生
林先生

 

相続などで何か不安なことがあるなら…

 

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今回は、「林英樹司法書士事務所」の林英樹さんにインタビューさせていただきました!

 

司法書士…と聞くと、なかなかとっつきにくいイメージがあり、

「どんなときに、どんな内容を相談すればいいのかすら分からない!」

という方も少なくないと思います。

 

じかし、実際に林先生にお話を伺って、司法書士の先生に相談することの大切さがわかりました。

いつかは、私の両親も亡くなります。そして、私自身も亡くなります。そんなときにしなければならないのが『相続』です。

 

自分自身が、そして遺していく自分の大切な人のためにも『相続』について一度真剣に向き合ってみてはいかがでしょうか?

 

そんな中でなにか不安なことや悩んだことがあったなら「林英樹司法書士事務所」にご相談いただければ、

きっと林先生が、親身になって1つ1つ教えてくださります!

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しな子

総務部株式会社さくらインベスト
社会人2年目の23歳。保険・年金・資産運用などの金融知識については、まったくの初心者。“経済的に自立したカッコいい女性”になるために、金融リテラシーについて勉強中!

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