投稿者:広報

実際の「年金受給額」の計算方法って?

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厚生年金いくらもらえる?

 

国民年金は、保険料の払込期間である20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた場合は、満額が支給されます。(平成30年4月分からの年金額は779,300円)

 

保険料を全額免除された期間の年金額は、1/2(平成21年3月分までは1/3)となりますが、保険料の未納期間は年金額の計算の対象期間にはなりません。

 

厚生年金は、加入期間に加えて、加入期間中の平均給料によって受給額が決まる仕組みとなっており、加入期間のみで受給額が決まる国民年金に比べると計算方法が複雑になります。厚生年金の受給額の計算方法は、

 

厚生年金受給額=定額部分報酬比例部分+加給年金額

 

となります。

 

定額部分

 

定額部分は、「1,625円(平成30年度単価)×生年月日に応じた率×被保険者期間の月数」で求めることができます。なお、月数には上限があり、昭和21年4月2日以降生まれは480月となります。

 

報酬比例部分

 

報酬比例部分は、①本来水準と②従前額保証(平成6年の水準で標準報酬を再評価し、年金額を計算したもの)の2パターンの計算方法があり、以下の式によって算出した額となります。

 

【①本来水準】

 

平均標準報酬月額×9.5/1000~7.125/1000(生年月日に応じた率)×平成15年3月までの被保険者期間の月数

平均標準報酬額×7.308/1000~5.481/1000(生年月日に応じた率)×平成15年4月以降の被保険者期間の月数

 

【②従前額保障】

 

{(平均標準報酬月額)×10/1000~7.5/1000(生年月日に応じた率)×平成15年3月までの被保険者期間の月数

平均標準報酬額×7.692/1000~5.769/1000(生年月日に応じた率)×平成15年4月以降の被保険者期間の月数}×0.999※

 

※昭和13年4月2日以降に生まれた方は0.997

 

 

 

この計算で必要となる、「平均標準報酬月額」と「平均標準報酬額」は、それぞれ

 

 

平均標準報酬月額…平成15年3月までの被保険者期間の各月の標準報酬月額の総額を、平成15年3月までの被保険者期間の月数で割って得た額

 

平均標準報酬額…平成15年4月以後の被保険者期間の各月の標準報酬月額と標準賞与額の総額を、平成15年4月以後の被保険者期間の月数で割って得た額

 

 

 

です。また、これらの計算をするにあたり、過去の標準報酬月額と標準賞与額には、最近の賃金水準や物価水準で再評価するために「再評価率」を掛ける必要があります。

 

 

加給年金額は、厚生年金保険の被保険者期間が20年以上ある方が、65歳または定額部分支給開始年齢に達した時点で、その方に生計を維持されている65歳未満の配偶者や18歳到達年度の末日までの間の子どもがいる場合に加算されるものです。ただし、定額部分が支給されている場合に限ります。

 

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